2019年3月8日(金)FileMakerワークショップ結果報告(新入社員が参加してみた編)
2019年03月12日 12:03 PM
FileMaker ワークショップ
皆さん、初めまして。2月に入社したてほやほや、新入社員のR・Kと申します。
2019年3月8日金曜日に弊社主催のワークショップがありました。入社して初めてのワークショップということで今回は特別に参加者として出席させていただきました!
(ちなみに私の知識については2か月前はファイルメーカーの「ファ」の字も知らず、この2か月で詰め込んだ程度のレベルです。。。)
気持ち的に主催者側2割、参加者側8割ぐらいの目線で今回のワークショップについて書いていけたらなと思います。
今回のテーマは「FileMakerプラットフォームを触る前に開発前の手順を考える」というものでした。
FileMakerプラットフォームは直感的に作ることができるとても開発しやすいプラットフォームですが、
大きなシステムになっていくとうまく連携できなかったり使い勝手の悪いシステムになってしまうこともあります。
そこでまず、要件定義をしっかりと行いましょうということでワークショップがスタートました。
そもそも要件定義とはなにか?ということですが、簡単に言うと
“システム開発をスタートさせる前に要望を明確化・詳細化し具体的に設計図に落とし込む作業のこと“です。
家を建てるときもまず設計図を書くのと同じように要件定義はプロジェクトの成功のカギを握る大事な作業です。
今回は「いつ、だれが、なんのために使うか」から「どのような画面、機能が必要か」までグルーブ内でロールプレイを行いました。
ワークショップの進め方としてはグループ内でシステム依頼者側と開発者に分かれ、ヒアリングを行っていきました。
依頼者側の設定は「営業日報を管理するAppを開発したい」だったのですが、どうしても自分達の仕事にそった業務フローの話になってしまい、その流れで商品管理の方に話が徐々にずれていってしまったりしました。
後半はヒアリングで得た情報からシステムの全体の流れが分かる画面遷移図を考え、そこから各画面の役割分担を決め、各自なりにイメージ図を作成していきました。
作成しているうちに、こんな項目もあったらいいんじゃないか?配置はこうしたら見やすいかな?自動計算やプルダウン機能を入れたらさらに便利になるんじゃないか?
と思いつくもののあまりうまく図にまとめることができず。。。
グループ内の皆さんは短時間にきれいにまとめ上げていました。(さすがです!)
最後は各グループの発表です。各グループごとにどんな話し合いをし、どんなアイディアがでて、どんなシステムイメージができたか発表していきました。
同じ設定でも各グループで、こんな違いが出るのかととても興味深かったです。
あるグループはスタート画面をカレンダー式にしており、そんなことも可能なのか!と驚きました。
今回私が難しいなと思った部分は依頼者側の立場の設定です。
全員が違う職業で日々違う業務を行っているため、どうしても各自で欲しいシステムは変わってきます。
今回のお題である営業日報といっても各自思いつくものは違います。今回はヒアリングの前に依頼者側で細かい設定を決める時間を設けたら、もっとスムーズに進んだのかなと反省しました。
しかし、実際の開発においても、同じ会社内ですら意見の相違はどうしても出てくるものです。その中でいかにして共通の認識に持っていくのかも重要となってくるのかもしれません。
(いっそのことグループ内でお題を決めちゃうのも面白いかもしれません!)
ということで長々と失礼しましたが、初めてワークショップに参加してみての個人的な感想は、
ワークショップってこんなに盛り上がってこんなにためになるんだ!です。
グループの中には遠方からわざわざ来てくださった方もいました。(ありがとうございます‼)
皆さんとても満足した様子で帰っていただけてこちらもうれしくなりました。
ちなみに、ワークショップ(弊社開催)でパソコンを使わないのは初めての試みとのこと。
参加者側からしたら少しでも実際にパソコンでFileMakerに触れたいという気持ちがあるのでは?と思っていましたが(私がそう思っていました笑)、それも杞憂に終わりました!
ワークショップに参加していただいた皆さん、ありがとうございました!!
次回もぜひぜひふるってご参加ください\(^o^)/
次回のワークショップについては決まり次第、下記にて掲載させていただきます
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