Claris Connect (クラリスコネクト) を使ってみよう! -オンプレミスと連携【後編】-

2020年03月11日 06:05 AM

事例

前回Claris Connect (クラリスコネクト) を使った、FileMaker(ファイルメーカー) オンプレミスとの連携の下準備を行いました。

Claris Connect (クラリスコネクト) を使ってみよう! -オンプレミスと連携【前編】-

今回はFlowを作成していきましょう。

まずWebhookの設定を行います。

1. Webhooks の設定

Flow作成直後、Triggerの選択を行います。
ここでUtilitiesの中の「 Webhook 」を選びます。

「 Continue 」をクリックします。

Choose Webhook より「 Create a new webhook 」をクリックします。

Crate a new item に適当な名前を入力します。
今回は cctest-webhook としています。

表示の画面に切り替わります。
表示されているURLにHTTP requestを送ってね。となっているので

Postmanを利用してデータを送ります。

設定している内容は以下の通りです。
URL        :Claris Connect の画面に表示されているURL
メソッド :POST
Body      :raw JSON {“data1”: “hello Claris Connect!”}

「 Send 」すると、Claris Connect の 画面に Connectioncomplete と表示されます。

「 Save 」をクリックします。

無事Webhookのトリガを作成することができました!

2.Action On-Premise FileMaker Server

作成したWebhookのアイコンから「 Action 」をクリックします。

Appsの中から「 FileMaker Server On-Premise 」を選択します。

CreateRecordにチェックが入っている状態で「 Continue 」 をクリックします。

「 Connect New Account 」をクリックします。

前回メモをした AgentKey と  Connection_Name を入力し「 Sing In 」をクリックします。
*エラーでSign Inができない場合、前回のconfiguration.yml、 DataAP環境設定周りの確認してください。

Success と表示されます。「 Continue 」をクリックしてください。

レコードを作成するレイアウト名を選択します。

自動でフィールドを引っ張ってきます。
field1の横のアイコンをクリックします。

Webhooksの中からさきほど送った「 data1 」を選択します。

body.data1 と入力されました。
「 save 」をクリックし、フローの作成が完了です!

画面右上のボタンをクリックし「 Enabled 」へ変更します。

3.データの送信 レコードの作成

それでは先程利用したPostmanを使用して、カスタムAppのレコードを作成したいと思います。

PostmanからSendすると・・・

無事にレコードが作成されました!

On-Premise Agent に慣れるまで若干時間がかかりそうですが、ルーターやファイアウォールを越え、
インターネットからデータを取り込むことができるので、使いどころが色々ありそうです。

前編・後編2回かつ長文。最後までご覧いただきありがとうございます。

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