iPhone,iPad用のファイルを作成してみよう(FileMaker Go 12) その1

2013年06月07日 10:36 PM

ファイルメーカーのTips


 今テーマでは、iPhone,iPad用(FileMaker GO 12用)のファイルの作成についてご紹介します。
今回は、フィールドタイプと入力時のインターフェースについてです。

 

ファイルメーカーPRO 12 (FileMaker PRO 12)では、インプットメソッドの設定で、入力時のIME(インプット メソッド エディタ)を制御できましたが、 ファイルメーカーGO 12では、インプットメソッドの設定をしていても制御ができません。 その代わりに(?)、フィールドのタイプによって入力時のインターフェースが最適化されています。
(PROで作成時に特別な設定をする必要はありません。)

 

実際に、iPadとiPhoneの画面のインターフェースを見てみましょう。(画像左側がiPad、右側がiPhoneの画面です。)
(今回の例では、FileMaker Go 12 for iPad(12.0.7)、FileMaker GO 12 for iPhone(12.0.7)を使用しております。)

 

1.テキストタイプ   通常のキーボードが出てきます(キーボードは前回使用したキーボードが表示されます。画像は日本語かなキーボード。)

0607_01

 

2.数字タイプ   通常のキーボードが数字入力に切り替わった状態で出てきます(キーボードは前回使用したキーボードが表示されます。画像は日本語かなキーボード。)

0607_02

 

3.日付タイプ   日付ピッカー(ドラム)が出てきます。

0607_03

 

4.時刻タイプ   時刻ピッカー(ドラム)が出てきます。

0607_04

 

5.タイムスタンプタイプ   日付/時刻ピッカーが表示されます。 0607_05

 

6.オブジェクトタイプ   オブジェクトフィールド用の入力ツールが出てきます。 0607_06

※FileMaker Go 12標準のインターフェースの代わりに、ドロップダウンリスト等を使用する事もできます。
例)時刻選択を独自の値一覧から選択させる

0607_07

コントロールスタイルは、PROとほとんど変わりません。

0607_08

(参考)ドロップダウンリストが設定されているフィールドを選択した時 0607_09

(参考) ポップアップメニューが設定されているフィールドを選択した時 0607_10

 

また、フィールドオプションのふりがなオプションは、FileMaker GO 12では有効になりませんので、ご注意ください。

 

今回は以上です。

次回は実際のレイアウト作成時に注意しなければいけない点などをご紹介いたします。

(※このテーマの次回掲載は、約3週間後になる予定です。)