みんなで作り上げたClaris Engage Annex 【Claris Engage Japan 2021レポート】
2021年11月17日 01:32 PM
Claris Engage
先日の11/10(水)から11/12(金)の3日間でClaris Engage Japan 2021が開催されました。その時、同時開催されていたのがバーチャルイベントスペースClaris Engage Annex(以下Annex)です。
(Annexってどんなところ?→ブログで紹介しています:https://ywc.xbiz.jp/filemaker/?p=12313)
本レポートブログでは Claris Engage Annex が開催されるまでの経緯と、開催時のプチ裏話をご紹介できればと思います。
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去年からコロナ禍の影響でClaris Engage Japan がオンライン開催となりました。オンラインだと実会場のようなコミュニケーションは難しく、お客様とのコミュニケーションはほとんどありませんでした。
今年はなにかできないか、オンライン開催でもClaris Engage Japan をどうにか盛り上げられないかと、Claris パートナー有志が集まり企画をして、実現したのがAnnexです。
Annexに使われたバーチャルスペースツールoViceは、アバター同士が近づけば会話でき、離れれば会話できない、距離によって声の大きさも違うなど、実際に会うのと比較的近いコミュニケーションができるツールです。
過去のFileMaker カンファレンス(昔のイベント名)のショウケース会場をイメージして、参加者が自由に出入りすることができて、参加者同士あるいはClaris パートナーと自由に話をすることができる空間を作りたいと考え、いろいろなツールを検討した結果、oViceにたどり着きました。
実際の会場と近いコミュニケーションと言っても、バーチャルでの参加の抵抗感は必ずあります。
いかに参加しやすいか、参加者の方がストレスなくコミュニケーションをとれるか、楽しめるか、学べるかを模索しながら準備を進めました。
工夫の一つが入り口近くの案内所でした。会場が広すぎるためブラウザ上では全体像が見えず、初めて入ってきた方にとっては困りそうなポイントでした。そこで案内所を作って、会場全体地図が見られるようにしたり、 Clarisパートナーが交代で受付係をすることにしました。
そしてドキドキの本番。
当日も参加者の方の反応を見ながら、試行錯誤していました。
1日目の参加者の方から、「入場しても何をやっていいのか分からない、操作も分かりにくい」という意見をいただいたため、2日目から実施することになったのが案内ツアーです。ご来場者の方向けに一日数回、 oViceの使い方や会場の回り方をご案内いたしました。
※参加者の方でフルネームの方は名前を隠しています。(スタッフ、スピーカーを除く)
1,2日目は主催側のスタッフのアバターは会社アイコンに統一されていたのですが、参加者の方から「怖い」というご意見をいただき、当番スタッフ以外は別のアイコンに変更することにしました。
また、自由スペースの一角で行われていたのが井戸端会議です。全国F ileMaker ユーザーグループの方々があつまり、テーマに沿ってみんなで自由におしゃべりをしていました。
井戸端会議は、だれでも参加OK、立ち聞きだけでもOKで、会話に混じらない方でもラジオを聞くかのように楽しむことができました。
また、最終日のQ&Aコーナーでは定員35名がすぐに一杯になり、中に入れない方が多数いらっしゃいました。そこで急遽定員を倍ちかくに増やし、皆様にご入場いただくことが出来ました。
これは実会場ではできない、バーチャル会場ならではだと思います。
可能であれば、やはり直接お会いしてお話がしたいものです。
来年のことはまだ分かりませんが、実会場で開催されることを願うばかりです。
バーチャルとのハイブリッド開催ができたら面白いかもしれませんね。
結果的に関係者、参加者みんなで作り上げたClaris Engage Annex となりました。
Q&Aコーナーで司会進行役を務めていただいたClarisの皆様、バーチャルブースにご出展いただいたClaris パートナーの皆様、全国のFileMakerユーザーグループの皆様、運営事務局のデザインスタジオ・リズムさん、そして何はともあれ Claris Engage Japan 2021と Claris Engage Annex にご参加いただいた皆様ありがとうございました!
以上レポートブログでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!