知っていても得はしない(?)FileMakerのディープなアラート機能
2014年10月16日 09:00 AM
はじめの一歩
FileMakerにはユーザーに注意喚起を促す為のアラートが標準機能で備わっております。
代表的なアラートといえば、レコード削除をする際に削除してよいかを確認してくれる
以下のようなものでしょうか。
こちらは皆さん見慣れているものかと思いますが、誤って「レコード削除」をボタンをクリックしてしまった際には
とても役立つ優しい機能です。
今回はこんな優しいアラートをご紹介いたします。
皆さんはご存知でしょうか?
こちらのアラートは検索条件11個目を追加する際に表示されます。
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<豆知識>
検索モードの状態で「Ctrl+N」のショートカットキーを利用すると、新規検索条件を入力
する事が出来、「OR検索」が実行できます。
例えば従業員管理ファイルにて苗字が「田中」・「佐藤」・「鈴木」・・・と同じフィールドに
対して複数の検索条件を入力する際に利用します。
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実は「Ctrl+N」のショートカットはブラウズモードの状態で使うと「新規レコード作成」になります。
お気づきになりましたでしょうか?
あまりにも多い検索条件を入力するとFileMakerはそれを関知して、利用者は新しい情報を登録したいのではないか??と疑問に思ってお知らせしてくれます。
大量に情報を登録していたのに全て検索条件になっていて、一から入れ直しになったらとても悲しいですよね。
そんなFileMakerの優しい機能(知っていても得はしません。)を今回はご紹介させていただきました。
こちらの機能がいつから搭載されているのか調べたところ、
FileMaker Pro 4.1には既に備わっておりました。
FileMaker Pro 4.1のアラート