ExcelからのFileMakerにインポート、しかし空白レコードが出来てしまう。
2014年11月19日 09:00 AM
FAQ
Excelからデータを取り込む際に不要な行や、空白行等を除外して取込めるようにする設定を紹介します。
今回Excelでの名簿を取込んでみます。
図1の様に455名分の情報が入っている名簿を取込んでみます。
名簿と同じ項目のFileMakerファイルを用意します。
FileMakerでファイルのインポートを選択します。
用意した名簿を選択してインポート作業を行います。
すると図3の様に600件のデータが取込まれています。
元データには455件分のデータしかないのに145件も余分なデータが取込まれてしまっています。
この余分なデータは図4の様に空白の余分なデータになります。
Excelではこの様な余分なデータが意外と発生してしまいます。
この余分なデータを取り除く方法ですが、フィールドの設定を変更することで簡単に行うことが出来ます。
図5の様に「データベースの管理」を開きます。
次に名簿を管理しているキー項目を選択します。今回は図5で選択されている。
「No」をキー項目とします。
図6の様に「フィールド「No」のオプション」を開き、入力値の制限のタブを選択します。
ここで必要条件の「空欄不可」にチェック、「このフィールドの入力値を制限する」で「常時」を選択します。
これで設定は完了です。
あらためて先程取込んだ名簿を取込んでみましょう。
(今回は分かり易いように先程取込んだデータは全て削除しています。)
取込作業を同様に行います。
すると図8のように空白行の145レコードが取り除かれた状態で取込が出来ます。
このようにキー項目を決めて設定を行うことで、簡単にデータの精査が可能です。
この入力値の制限を使うことで他にも色々とデータの取捨選択が出来る様になるので、
是非お試しください。