FileMaker Goを使ってカメラの解像度を変えてみよう

2015年04月03日 12:00 PM

FileMaker 16以前


FileMaker Pro 13のスクリプトステップの中には

「デバイスから挿入」

というスクリプトステップがあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、
FileMaker GoからiPhoneやiPadなどのデバイスを起動させ、
例えば画像、音声、映像などのデータを
FileMakerのデータベースに保存するためのスクリプトステップです。

ちなみに、iPhoneのカメラを利用してバーコードを読み込ませることもできます。

今回は利用用途が多くありそうな カメラ について。


通常、iOS標準のカメラアプリでは解像度を設定することはできません。
しかし、このスクリプトステップを利用すると
解像度の指定を4段階で設定できるようになります。

◆カメラオプションの設定
「デバイスから挿入」スクリプトステップを設定し、
右下の「次から挿入」というところで カメラ… を選択します。
screenshot1

するとカメラオプションが表示されます。
screenshot2

ここでカメラの種類(バック or フロント)と解像度を設定します。
解像度は(最大 or 大 or 中 or 小)から選択します。

 


 

◆解像度の設定の違いについて
解像度は4段階ですが、実際に撮影すると
画像の容量にはどれくらいの違いがでるのでしょうか?

各解像度で撮影するように設定した4つのフィールドを作成しました。
file_image

それぞれの設定で撮影し、
保存された画像をエクスポートすると
なんと結果は以下の通り!
size

大は最大の15%程度!
小は最大のなんと1.5%程度!

こんなに違いが出るとは思いませんでした。

 

例えば、報告書作成システムへの画像添付、商品管理システムへの画像添付など
様々な場面で撮影した画像とデータベースを紐付けることができます。
ぜひ、ご活用ください。