FileMaker 14 プラットフォームの新機能 署名キャプチャ機能の強化について
2015年07月09日 07:45 PM
FileMaker 16以前
今回は署名キャプチャ機能の強化についてご説明したいと思います。
FileMaker Go 13 以前では、ユーザが署名キャプチャ画面に入ったときには、署名の内容のみが表示されていました。
FileMaker Go 14 では[デバイスから挿入]のスクリプトステップが強化され、タイトル、メッセージ、プロンプトという 3 つの追加パラメータが使用できるようになりました。
それでは実際の画面を見てみたいと思います。
Ver13の署名画面がこちらになります。
一方Ver14の追加パラメータを指定した署名画面がこちらになります。
この様に、署名するユーザーに何について署名をしているかという事を明示的にあらわす事が可能になります。
パラメータの設定方法は簡単です。
上記画像の様に、[デバイスから挿入]のスクリプトステップで署名を選ぶと署名のオプションが表示されます。
タイトル、メッセージ、プロンプトに値を登録する事で先ほどの署名画面が表示されるようになります。
以上になります。
とても簡単な設定で署名機能の強化が可能になります。
是非使ってみてください。
ちなみに2015/7/6にApple Store, Omotesandoにて「FileMaker 14 プラットフォームのご紹介」というイベントがファイルメーカー社主催で行われました。
その中でFileMaker Business Allianceのスペシャリストの御三方が新機能についてディスカッションがありました。
その中で便利な機能としてピックアップされたのが
●ボタンバー
●ナビゲーションパート
●署名キャプチャ機能の強化
でした。
ボタンバー、ナビゲーションパートに関しましては以下をご参照ください。
ボタンバー
第2位 ナビゲーションパート