FileMaker 15 プラットフォーム 2016年5月11日発売
2016年05月11日 10:10 AM
FileMaker 16以前
2016年5月11日(水)FileMaker 15 プラットフォームが発売になりました!
ファイルメーカー株式会社のFileMaker 15 プラットフォームの情報はこちら→
さっそく、気になる新バージョンの新機能や特徴をご紹介したいと思います。
■FileMaker Go 15
①TouchID
TouchIDを設定することにより、IDやパスワードを入力することなくファイルが開けるようになります!
②iOS App Extensions
iOSのメッセージやメール、メモなど他のアプリとの連携ができるようになりました。
③iBeacon
iBeaconがサポートされました。
④3D Touch
3D Touchがサポートされました。
⑤クラウドでファイルの共有
FileMakerから作成したPDFや画像をiCloudなどに保存し共有することができるようになりました。
■FileMaker WebDirect
モバイル端末対応
Androidなどのスマートフォン端末での動作するブラウザ(Mobile Safari 9.x(iOS 9.1)、Chrome 48 以降(Android OS 5.x or 6.x))などに対応しました。
パフォーマンスも改善されたそうなので、是非Androidも試してみたいですね!
■FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 Advanced
開発者に嬉しい機能が追加されました。
①スクリプトのUndo機能
入力したスクリプトを元に戻したい。
Ctrl+ZやCommand+Zで戻すことができるようになりました。
書いたスクリプトを、一旦実行し確認した後で書く前に戻すことができます。
②スクリプトエラーのハイライト機能
実行するスクリプトがない、切り替える先のレイアウトがない・・・などのエラーを赤字でハ
イライトさせることによりエラーの確認がすばやくできるようになりました。
③マスク付編集ボックス
パスワードなどを入力するフィールドに●などでマスクを設定できるようになり、パスワードを見えなくすることができるようになりました。
④ポータルインラインプログレスバー
ソートなどが実行されている際、ユーザーはいままで操作ができなくなっておりましたが、インラインプログレスバーが表示され、ソート中でも操作ができるようになりました。
また、ユーザー向けには、スタータソリューションが充実したり、より使いやすいインターフェースにされました。
■FileMaker Pro & Server
ESS Adapter
要望の多かったDB2やPostgreSQLが追加され、以下のESSがサポートされるようになりました。
・Microsoft SQL Server 2008 R2
・Microsoft SQL Server 2012
・Microsoft SQL Server 2012 SP1
・MySQL 5.6.12 Community Edition(free)
・Oracle 11g R2
・Oracle 12c R1
・IBM i 7.1(AS/400)(Actual Technologies 製アダプタ経由)
・IBM DB2 10.5(Actual Technologies 製アダプタ経由)
・PostgreSQL9.4.4(Actual Technologies 製アダプタ経由)
→詳しくはこちら
■セキュリティ強化
①管理者パスワードの設定
管理者パスワードが設定されていないファイルは、クライアントからサーバーへファイルをアップすることができなくなりました。また、サーバーへ直接ファイルを置いたとしても、クライアントから接続ができないようになっております。
②SSL証明書
SSL証明書に、3つのタイプ(中間証明書・ワイルドカード証明書・SAN対応証明書)が追加され、また一般的な証明書ベンダーのサポートもVer.14よりさらに追加されました。
などなど、今後も随時新しいバージョンの情報を更新していきますので、是非チェックしてみてください!