FileMakerの新バージョン販売サイクル-FileMaker 15プラットフォーム発売
2016年05月19日 11:00 AM
FileMaker 16以前
先日、FileMaker 15 プラットフォームの発売が発表されました。
Ver.14を購入した方は「ついこの間購入したばかりなのに・・・」と思われるかもしれません。
実際、今回のバージョンアップの間隔はちょうど1年でした。
過去のFileMakerの発売サイクルを調べてみると、Ver.7以降は以下のような間隔になっております。
注:()内は同バージョン発売から次バージョン発売までの期間。
Ver.7 2004年 3月(17ヶ月)
Ver.8 2005年 8月(13ヶ月)
Ver.8.5 2006年 9月(12ヶ月)
Ver.9 2007年 9月(16ヶ月)
Ver.10 2009年 1月(15ヶ月)
Ver.11 2010年 4月(24ヶ月)
Ver.12 2012年 4月(20ヶ月)
Ver.13 2013年12月(17ヶ月)
Ver.14 2015年 5月(12ヶ月)
Ver.15 2016年 5月(???)
こうしてみると、平均して約1年半ほどで新バージョンが発表されており、
他のソフトウェアとそれほど変わらないことがわかるかと思います。
ただし、グラフと見るとお分かりのように、Ver.11以降そのサイクルはバージョンごとに短くなってきています。
これまでソフトウェアはパッケージを購入し、数年経ったら最新バージョンを新たに購入し直す、というのが一般的でしたが
Office365やADOBE CREATIVE CLOUDのように、ここ最近ではソフトウェアを買い取るのではなく、
ソフトを借りて、利用した期間に応じて料金を支払う方式が増えてきています。
FileMaker プラットフォームの場合、AVLAという1年ごとに更新可能な年間ライセンス契約があり、AVLA ライセンスの有効期間内に新バージョンが日本国内で発売されると、アップグレード料金を別途支払うことなく、最新バージョンにアップグレードすることができます。
http://www.filemaker.com/jp/purchase/license/avla.html
同じAppleの製品であるiOSは毎年のようにメジャーバージョンアップがおこなわれているように
今後、バージョンアップ頻度が上がる可能性は非常に高いと思われます。
また、今回 FileMaker Licensing for Teams(FLT)※というユーザー数をベースとしたライセンス形態も発表されており
利用形態によっては、今のご契約内容よりもお得になる可能性がございます。
これまでの購入形態にとらわれず、この機会にライセンス形態を見直してみてはいかがでしょうか
※FLTの詳細については、今後このブログで取り上げる予定です。