FileMaker 16の新機能 「拡張された署名機能」

2017年05月24日 12:00 PM

FileMaker 16以前


今回は、FileMaker Go 16で拡張された署名機能についてご紹介します。

新しく署名画面の表示方法を設定できるようになりました。

 

スクリプトステップ「デバイスから挿入」のオプションに「表示」というオプションが追加されていて、

以下の設定を行なうことができます。

・フルスクリーン :全画面表示。FileMaker Go 15ではこの設定になっています。

・オーバーレイ  :画面が重ねて表示され、上の画面のみ触ることができます。画面の位置を自由に移動させることが可能。拡大縮小もできます。

・埋め込み    :指定エリアの中で署名を表示。フィールドサイズを大きくする必要があります。

 

※「埋め込み」はフィールドサイズが小さいと「オーバーレイ」になるので注意です!

弊社のiPad Air 2では 幅:318pt 高さ:165pt を下回るとオーバーレイになりました。

 

 

■[スクリプトワークスペース]より設定

 

■iPad上での表示

・フルスクリーン

・オーバーレイ

・埋め込み

 

iPad上での動きを動画でも確認することができます。

 

「オーバーレイ」や「埋め込み」が増えたことで、署名画面以外の情報も確認しながら署名することができます。

署名する人にとっては動きがより自然で、何に対しての署名なのかも認識しやすいのではないでしょうか。

画面サイズやどんな場面で使用するのかを考え、使っていきたい機能ですね。