新しいFileMaker 17の新機能の紹介~新しいレイアウトモード~
2018年05月18日 10:00 AM
FileMaker 17
発売したばかりのFileMaker 17。
さまざまな新機能がありますが、今回は「新しいレイアウトモード」と「グループ内のオブジェクトの選択」についてご紹介します。
*新しいレイアウトモード
FileMaker16と比べ、どこが変わったのかをご紹介します。
FileMakerを使用してカスタムAppを作成するということになったら必ず使う
レイアウトモード。
こちらが新しい表示となりました。
早速Windowsの画面で見比べてみましょう。
これが前バージョンのFileMaker 16のレイアウトモードです。
そしてこちらがFileMaker 17のレイアウトモードです。
FileMaker 17ではレイアウト編集エリアの左右にパネルが表示されます。
右のパネル:インスペクタパネル
左のパネル:オブジェクトパネル(フィールドタブ、オブジェクトタブ)
となっています。
このパネルの表示/非表示は、右上に表示されている、
ここをクリックします。
FileMaker 16まではフローティングであちこち行ってしまっていた部分が
固定されたことでどこにあるか迷うことがなくなりました。
インスペクタは今までどおりフローティングにすることもできます。
表示メニューからインスペクタ→新規インスペクタを選択します。
そしてオブジェクトパネルのフィールドタブについて
これまではフィールドピッカーと呼ばれていたフローティングが
固定され、タブになりました。
また、フィールドをレイアウトに置く際に、
コントロールスタイルを選ぶことができるようになりました。
ただし、ドロップダウンリスト等で使う値一覧はここでは設定できないので
インスペクタで後ほど設定する必要があります。
*グループ内のオブジェクトの選択
グループ化したオブジェクトの操作性が向上しました。
グループを構成する個々のオブジェクトのサイズ変更や
位置の調整をグループ化したまま行うことができます。
これで、都度グループを解除しておこなっていた作業が、
そのままできるようになりました。
FileMaker 17で新しくなったレイアウトモードで、これまでと比べ操作性が向上したのではないでしょうか。