Claris FileMaker 19の新機能 ~起動時に開くファイルの指定~

2020年06月04日 10:00 AM

Claris FileMaker 19


Claris FileMaker Pro 19に新しく追加された「起動時に開くファイル」設定についてご紹介したいと思います。

 

起動時に開くファイルの設定方法

Claris FileMaker Pro 19では、起動時に開くファイルを環境設定から指定できるようになりました。まずは、環境設定の画面を旧バージョンと比較してみましょう。

 

〇FileMaker Pro 18 Advancedの環境設定画面〇

 

 

〇Claris FileMaker Pro 19の環境設定画面〇

環境設定は、メニューバーの「編集」→「環境設定」から開きます。

「一般」タブを見てください。新しい環境設定画面では、「起動時にファイルを開く」チェックボックスが追加されています。その下には、「参照」ボタンがあり起動時に開くファイルを指定することができます。ファイルの指定はローカルファイルとネットワーク上のファイルのどちらでも設定が可能です。

ファイルを指定したら、「OK」ボタンを押下します。これで設定は完了です。この設定を有効にするには、Claris FileMaker Pro を再起動する必要があります。

 

では起動した際に、設定したファイルが存在しなかったらどうなるでしょうか。この場合はエラーが出ることはなく、下図のように通常通りClaris FileMaker Pro が起動します。

以上いかがでしたでしょうか。Claris FileMaker Pro 19における新しい機能「起動時に開くファイル設定」についてご紹介させていただきました。

必ず開くファイルがある場合など、とても便利だと思います。

みなさんがこの新しい機能を利用して、少しでも時短できること・・ストレスが減ること・・そのように少しでもこのブログがお役に立てれば幸いです。