オンラインセミナー初心者によるオンラインセミナーの裏側

2020年09月01日 10:00 AM

2020


4月から弊社ではオンラインセミナーを定期的に開催しておりますが、

今回のスペシャルコンテンツでは、そのセミナーの裏側、そして実際の発表者の感想をお届けしたいと思います。

 

「こんな風にオンラインセミナーを行っているんだ!」

「発表するときにこんな工夫をしているんだ」

と、少しでも皆様のご参考になれば幸いです♪

 

オンラインセミナーの裏方は何人?

 

さて、オンラインセミナーを行う際、何人で行っていると想像されますか?

 

「発表する人と配信状況を管理する人の2人で行っているのでは?」

「いやいや、発表者1人だけなんじゃないの?」

 

なんと、

弊社でオンラインセミナーを行う際は最低でも

・発表者:1人

・運営管理するファシリテーター:1人

・エンジニア:1人

の合計3人以上で、毎回のオンラインセミナーを開催しております。

 

7月に開催したバージョンアップセミナーでは

ファシリテーター:2人、エンジニア:3人

の5人のサポート役メンバーが常に参加し合計6人で開催していました。

 

「え!こんなに参加してるの?」

 

と、思われる方もいらっしゃると思います。

 

そうなんです。見えないところで、視聴者の方によりわかりやすく・快適にオンラインセミナーをご覧いただけるよう、細心の注意を払っています。

特に、視聴者の方と同じ目線を大切にするため、ファシリテーターの内1人は1参加者としてセミナーに参加するようにしています。もし、音声が聞こえない・画面と音声がズレている、といったトラブルが発生した際は、すぐに指示を出せるようにしております。

 

このような細かな配慮は、

「貴重なお時間を割いて弊社のセミナーに参加いただく方々に、少しでも有益な情報を持ち帰っていただきたい」

という、弊社代表の有城の考えからです。

発表者やサポート役まで、全員がこの思いを胸に、毎回のオンラインセミナーを開催しております。

 

質問コーナーにも力を注いでいます

 

この考えを象徴するのが、オンラインセミナーの最後に必ず設けている「質問コーナー」です。セミナー内で視聴者の方からいただいたご質問にその場で回答させて頂く時間を、毎回のセミナーで設けております。

オンラインセミナーのスライド一部

 

こちらの質問コーナーでは、発表者だけでなく、サポート役全員で、回答できるよう心掛けております。

 

と、いうのも、発表者だけではチャットで送られてくる質問の意図を汲み取りきれない場合や、あれ?どうだったっけ?と緊張からド忘れしてしまう場合もあります。

そういった場合に、サポート役と発表者の間で、こういう意図ではないか?このような情報があったよ、などのやり取りを専用チャットで行い、最適な回答を視聴者の方にお伝えできるようにしています。

 

弊社のオンラインセミナーにご参加の際は、色々なご質問を遠慮なくしていただければと思います。

 

発表者の「大変だったこと」「気を付けていたこと」「反省したこと」

 

7月28日から8月4日に実施した「意外と見落としてる?!Claris FileMaker バージョンアップの作法を1から10までお伝えします。」の発表者を勤めたコーディネーター(営業部門)はほとんど全員が初オンラインセミナーでした。

発表者の頑張ったことや気を付けたこと、反省したことって、意外と聞く機会がないのではないでしょうか?

せっかくなのでこの場をお借りしてお伝えできればと思います。

 

◇セミナー準備で大変だったこと

 

<資料作成について>

・30分で伝えたいことがきちんと伝わるストーリーの構成を考えること

・誤解を与えないような表記をすること

・分かりやすく、見やすいスライドを作成すること

・経験がまだ浅いため、経験から語れるエピソードや小ネタないということをいかにカバーするか工夫すること

 

<話し方について>

・スライドを操作するときに、自分の画面と参加者の画面の動きにタイムラグがあるため話すスピードを調整すること

・早口にならないよう、はきはきとゆっくりと一言一句聞き取りやすく明瞭にすること

・こちらの手ぶりや表情は視聴者に伝わないため、その分声だけで伝えられるようにすること

 

全員が何度も資料添削と発表リハーサルを繰り返し、修正に修正を重ねていました。各自がより良いセミナーにするために手を抜かず準備をし、発表リハーサルはなんと、少ない人でも5回、多い人で10回以上繰り返しておりました。

 

◇本番中に気を付けたこと

 

自宅からのオンラインセミナーならではのものや、画面操作や、本番中に映るデスクトップの整理などが、気を付けたこととして上がってきました。

 

・宅急便(ピンポン)が鳴らないようにドアに張り紙をした

・道路・小学校が近いので、外の音が入らないように窓とカーテンを閉めた

・PCの誤操作をしないようにした

・話すスピードと画面を移動するタイミングがズレないようにした

・セミナーに必要のないファイルやアイコンは見えないようにした

 

◇セミナー後の反省点・次回のセミナーから気を付けたいこと

 

視聴いただく方の状況をもっと意識した内容・発表にしたいという声がありました。

 

・音声だけで参加されている方もいれば、逆にお耳が遠いなど様々な事情で音声はあまり聞けない方もいらっしゃった。いろいろな形でセミナーに参加される方がいるということをより意識した資料作りを行っていきたい。

 

また、質疑応答に満足がいかなかった人がほとんどでした。

 

・質問にもっとなるべく多く答えるために、時間配分を見直したい

・質問に応じて、該当するサイトを実際に見せて案内をするなど回答の仕方を改善したい

・想定される質問への準備はしておき、満足いただける回答ができるようにしたい

 

準備をしっかりしていても、なかなか自分にとって満足のいくセミナーを実施することは難しいですね。

 

セミナー直後には反省会

 

オンラインセミナー終了直後には、必ず関係者全員で反省会を行い、発表者個人だけの振り返りだけではなく、全員でよかった点・悪かった点を共有して、次回につなげるようにしています。

また、いただいた質問に対して回答が足りないと判断した場合は改めて追加の回答を質問しただいた方にフィードバックしています。

 

今後も皆さんに有益な情報をお届けできるようなオンラインセミナーを開催していきたいと思いますのでぜひご参加いただければと思います!

 

オンラインセミナーの成功の秘訣として、弊社の代表取締役 有城のインタビュー記事が公開されております。よろしければご覧ください。

https://www.claris.com/ja/blog/2020/tips-for-successful-online-seminar

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!また10月のスペシャルコンテンツでお会いしましょう(^^♪