YWC社内勉強会(コーディネーター部門編)

2021年02月01日 10:00 AM

2021


なかなか寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

弊社のコーディネーター部門では昨年よりメンバーのスキルアップの取り組みとして
「コーディネーター強化プログラム」という勉強会を始めました。

今回はその内容について皆さんにご紹介したいと思います。

 

 

 

まず、「コーディネーター」とは弊社の営業部門、そしてそのメンバーの名称のことです。

業務内容は一般的にイメージされる営業の業務とは異なり、多岐に渡っています。以下は業務の一部です。

・お客様のお問い合わせへの対応や開発内容のご提案、お見積りの準備
・プロジェクトマネージャー業務(お客様と開発担当との橋渡し、お客様へのヒアリング等)
・弊社サービスをご利用いただいているお客様へのアフターフォロー
・定期的に実施しているClaris FileMakerのセミナーのアシスタントやご相談の窓口

 

様々な業務を行っているため、コーディネーターには多様なスキルが求められるようになります。
そして各種スキルのレベルアップを目指そうとする機会が「コーディネーター強化プログラム」なのです!

 

 

 

実際に行った強化プログラムの具体的な内容をご紹介します。

1月は「弊社で現在運用している見積り作成~納品管理までのフローについて
『提案者』の目線で改善策を提案してみよう」というものでした。

メンバーそれぞれが宿題として出されたフローの改善案を資料にまとめて
お客様役の弊社代表の有城へ提案していきます。

今回は弊社代表の有城が【提案される側=お客様】の役回りとして参加し、
各メンバーの提案内容についてのアドバイスなどをしました。

 

他のメンバーが提案している様子が見られるのも貴重な機会です。

自分の内容についてのアドバイスだけでなく、他のメンバーが
どのように話を組み立てるのか・どんな資料のレイアウトにするのかなど、
様々な面から学びがありました。

 

 

 

具体的な提案内容としては、次のようなものがありました。

 

お客様への見積書の送付について———————————————————–

<現状>
①システムから見積書のPDFを作成
②メールを立ち上げる
③宛先・件名・本文を手入力
④PDFをメールに添付
⑤メールを送付

<改善案>
①システムで見積書作成ボタンを押す
②自動で見積書のPDFがメール送信される

→今まで5ステップかかっていた作業が、ボタン一つで完了できる提案です。

 

 

 

納品履歴を管理する作業について————————————————————

<現状>
①納品完了のメール受信
②メールを確認しながら納品内容をシステムに手入力

<改善案>
①納品完了メールが届いたら、自動でシステムに納品内容が入力される

→特定の宛先・タイトルで受信したメールをシステム側で自動検知することで
作業効率だけでなく、メールの見逃しも防ぐことが可能な提案です。

 

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このように、普段の自分たちの業務を改めて見直してみると
「こんなところも自動化できそうだね」「この機能を取り入れたらどうだろう?」と、
まだまだ改善の余地があることに気付かされました。

 

自分たちにとっては、その“作業”が当たり前になってしまい、見逃しがちですが、
身近なところに、潜在的な改善ポイントが潜んでいることを、身をもって感じました。

 

 

 

余談ですが…
勉強会の中で、以前はこんな提案をしていた、といった10数年前の資料が出てきて、
若かりし頃の上司の姿を垣間見ることができ少し新鮮な気持ちになりました。

 

一時期、自分の似顔絵イラストを付けていたそうで、
そのイラストが登場した際、若手メンバーはザワつきました。(笑)

 

 

 

最後になりますが、昨今「DX」という言葉が叫ばれ始めています。

 

「DX」とはデジタル化を進めることで、働く人がより働きやすく
より快適な暮らしを求めていくことではないか、と思います。

 

弊社では、Claris FileMakerというツールを通して
皆様の業務をより便利に・快適にするシステム開発をサポートして参ります。

 

これからも、お客様の業務に寄り添い一緒に課題を見つけながら、
最適な解決策をご提案していけるよう日々、努力して参りますので、
今後ともイエスウィキャンを、どうぞよろしくお願いいたします。